クリスマスマーケットをつくることが目的ではありませんでした。
沖縄には、こどもの貧困をはじめとするさまざまな地域課題があります。その中で私たちが注目したのが、家庭の経済状況などによって、こどもたちが得られる「体験」に差が生まれてしまうことでした。
- イベントに参加すること
- 新しい人と出会うこと
- 家族や友達と思い出をつくること
- 自分の知らなかった世界に触れること
そうした一つひとつの経験も、こどもたちの未来につながっていると私たちは考えています。
だから私たちは、誰でも参加でき、誰もが同じ場所で楽しめるクリスマスマーケットを、高校生自身の手でつくることにしました。
こどもの貧困は、
「体験」の差にもつながっている。
こどもの貧困という言葉から、生活費や食事などの問題をイメージすることは少なくありません。しかし、その影響はそれだけではありません。
家庭の経済状況によって、旅行、イベント、習い事、文化体験、人との出会いなど、こども時代に得られる経験そのものに差が生まれることがあります。NEBULA COLLECTIVEは、この「体験格差」に高校生の立場から向き合いたいと考えました。
大きな制度を変えることは、私たち高校生にはすぐにはできないかもしれません。それでも、自分たちの街に、無料で参加できる楽しい場所をつくることはできる。
そこから、このプロジェクトは始まりました。
支援する場所ではなく、
みんなが一緒に楽しめる場所を。
私たちが目指したのは、「支援される人」と「支援する人」を分ける場所ではありません。
こどもも、高校生も、大人も。さまざまな背景を持つ人たちが同じ場所に集まり、同じ時間を楽しむ。誰かの家庭環境を聞く必要もなく、誰かを特別扱いする必要もない。
ただそこに来れば、楽しい体験がある。
そんな場所を地域の中につくることが、私たちなりの「体験格差」へのアプローチです。
こどもたちに一番近い、
少し先の世代だから。
NEBULA COLLECTIVEのメンバーの多くは高校生です。私たちは、こどもにとって先生でも親でもありません。少し年上のお兄ちゃん、お姉ちゃんに近い存在です。
高校生が楽しそうに何かをつくったり、新しいことに挑戦したりしている姿を見てもらうこと。そこで交わす会話や出会いも、こどもたちにとってひとつの新しい体験になるかもしれません。
そして高校生自身も、地域の課題を知り、自分たちに何ができるのかを考え、実際に行動する。こどもと高校生、その両方に新しい経験が生まれること。
それもNEBULAがこのプロジェクトを行う理由です。
高校生が、
街の新しい景色をつくる。

「やってみたい」から、
プロジェクトが始まる。
学校も学年も違う高校生たちが集まり、一つのイベントをつくる。企画、会場、広報、コンテンツ、当日の運営。それぞれが自分のできることを持ち寄りながら、アイデアを実際の地域の風景へと変えていきました。
見るだけではない。
思い出になるクリスマスへ。
食べる。遊ぶ。音楽を聴く。誰かと話す。家族や友達と写真を撮る。イベントの中にある小さな体験の一つひとつが、誰かにとって新しい思い出になります。私たちは、そのきっかけをできるだけ多くつくりたいと考えました。


一つのイベントから、
新しい出会いが生まれる。
こども、高校生、地域の人、企業や団体。普段なら出会わなかった人たちが、一つの場所に集まる。NEBULAがつくりたいのは、イベントそのものだけではなく、そこから生まれる「出会い」です。
MOMENTS FROM THE DAY
一日の体験を、
その先につなげる。
一つのイベントだけで、こどもの貧困という大きな社会課題を解決できるとは考えていません。しかし、一人のこどもにとっての一日、一つの出会い、一つの経験をつくることはできます。
そして、このプロジェクトに参加した高校生たちにとっても、地域の課題を知り、自分たち自身で行動する経験になります。
小さな経験と出会いを積み重ねていくこと。
NEBULA COLLECTIVEは、そこから地域の未来を変えていきたいと考えています。
体験と出会いを、
すべてのこどもたちへ。